確かに、スタッフさんの定着率が高い医院さんとそうでない医院さんはありますね。
私が感じた共通項ですので、主観が混じっているかも知れませんが…参考になれば幸いです。

１．給与がそこそこ。労働時間もそこそこ。

多くの人にとって働く一番の目的は、生活資金を得ることです。
特に医療機関は、他の業種に比べて、スタッフの給与が低い傾向にあります。

医療事務であれば、一般事務と同等の給与、
専門職であれば、地方公務員と同程度の給与があれば、十分満足されます。

また、勤務時間も短めのほうが好まれます。

最近の医療機関は、診療時間は週５日。
診療時間も夜は早めに終わる医院さまも増えてきました。

２．勢いがありすぎない

バランスが非常に難しいところではありますが、定着率が高い先生のクリニックは、拡大思考でないところが多い印象です。

成長しようとすると、どうしても中にいるメンバーに負荷がかかります。
「そこそこでいい」「これを維持していこう」というスタンスの医院さんのほうが、定着率が高くなります。

（ぬるま湯の蛙になってしまってはいけませんが…）

３．人間関係が穏やか

１や２がそろっていると、比較的３も安定してくる印象です。

人の問題なので、完璧になることはありませんが、
院長とスタッフの関係、職種間の関係、スタッフ同士の関係がおだやかな医院さまがおおいです。

その他仕事内容や評価制度などもあるとは思いますが、私が多くの先生と接して感じる共通項は、この３つです。